東芝は、HDD携帯オーディオプレーヤー「gigabeat」の新製品として、世界で初めて「垂直磁気記録方式HDD」を採用し、従来モデルに比べ軽量化、薄型化を実現した「gigabeat Fシリーズ」6モデルを、5月20日から順次発売する。価格はすべてオープンで、実勢価格は「同 F41」(40GB/1モデル)が4万4800円前後、「同 F21」(20GB/2モデル)が3万6800円前後、「同 F11」(10GB/3モデル)が3万2800円前後となる見込み。
「gigabeat F41」は、昨年12月に同社が開発した高密度記録性能に優れる「垂直磁気記録方式HDD」を採用。これによって、大容量の40GB HDDを搭載しながら、従来モデルに比べてより軽く、薄い外形を実現した。カラーはシャンパンシルバーで、6月下旬の発売。
また、「gigabeat F11、F21」は、これまで「Fシリーズ」の上位モデルのみに採用していた「フォトビューアモード」や「画面スタイル設定」を搭載。「フォトビューアモード」は、デジタルカメラで撮影した画像などを付属のソフトウェア「gigabeat room」でPCから転送し、カラー液晶画面に表示できる機能で、音楽とともに画像を楽しむことができる。また、「画面スタイル設定」は、画面デザイン、画面の向き、文字やジャケット写真の大小などの組み合わせを選択できる機能で、好みに合わせた画面を作ることができる。カラーは、「F21」がシルバーとブラック。「F11」がホワイト、ライム、オレンジ。
全モデルで新色を採用し、本体のカラーバリエーションを刷新。さらにこれまで同様、見やすい画面で音楽が楽しめるよう240×320ドットの2.2型QVGA低温ポリシリコンTFTカラー液晶を搭載し、分かりやすく、使いやすい操作ができるように十字型タッチセンサー「プラスタッチ」を採用している。
なお、Webサイトですでに発売している「gigabeat Fシリーズ」用のファームウェアアップデートサービスを5月末から行う。これによって、従来商品(gigabeat F10、F20、F60)のユーザーでも、無料で「フォトビューアモード」や「画面スタイル設定」などが楽しめるようになる。
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