住友商事とナノテクノロジー分野の研究開発を行うシンガポールのNanoFrontierは、ナノテクノロジー関連事業の開拓に向けた業務提携で合意した。住友商事が5月13日に明らかにした。
NanoFrontierは、ナノテクノロジーの応用開発とその事業化を目的に、シンガポールの経済開発庁とNanyang Technological University(NTU)が設立した合弁企業だ。NTUの持つ技術や特許を活用し、共同開発や企業からの受託研究を行っている。
この業務提携により、住友商事は(1)NanoFrontierとの共同研究開発プロジェクトの発掘および実施、(2)NanoFrontierの保有技術に関する事業化支援、(3)NanoFrontierにおけるナノテクノロジー研究開発に必要な材料や設備の調達支援、(4)ナノテクノロジー技術開発についての情報交換を行う。
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