三菱電機は4月27日、企業向けの機密管理パッケージソフト「企業機密管理ソリューション<DROSY Enterprise Edition>」を発表した。4月28日に販売を開始する。税込みライセンス価格は462万円から。販売目標は、今後3年間で100システム。
同ソフトは、同社の文書管理ソフトDROSYを中心に、企業機密管理機能をパッケージ化した製品。機密漏えい対策が必要な文書は、定めたルールに従っている場合に限って利用できる保護文書として扱い、保護文書の利用状況を操作ログとして管理する。こうすることで、機密を守りながら情報共有が図れる。経済産業省の個人情報保護ガイドラインに準拠した。
利用ルールは、管理サーバで一元管理する。各PCに収容された電子メールやフロッピーディスク内のファイルなどサーバ上にない文書を開こうとすると、その都度、管理サーバに利用ルールを確認する。手元を離れた文書も管理し続けることができる。業務委託先への機密情報開示や、社内外の複数部門にわたるプロジェクトへの適用が可能である。また、文書をフォルダに保存するだけで利用ルールを付与できるので、導入が容易である。
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