法務省民事局は4月21日、商業登記に基づく電子認証制度の電子証明の発行件数が大幅に伸びてきていることを発表した。
この制度は、2000年10月から運用開始されて以来4年6カ月が経過している。発行件数は累計で1万5000件となった。
発行件数は、2002年度に153件、2003年度に1352件と伸び、2004年度は1万3000件が発行されるという状態で、近年大幅な伸びを見せている。これは電子政府における法人認証基盤として位置づけられるとともに、各種届出や申告、入札が電子化され利用が増加していることが背景にある。
法務省民事局では今後もこの制度について、電子政府の実現やインターネットを通じた電子取引の普及などの場面で幅広く利用されることが期待されるとしている。
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