日本SGI(和泉法夫社長)は、ブロードバンド・ユビキタス・ソリューションの本格展開に向けた新事業戦略を発表した。同戦略を実現する中核組織として、4月1日付で「戦略事業推進本部」「ビジュアライゼーション事業本部」を新設。ブロードバンド・ユビキタス分野をはじめとする新規ソリューションの開発を積極的に進めていく。同分野におけるリーディング・カンパニーとしての立場を確立し、ブロードバンド・ユビキタス・ソリューションの売り上げ倍増を目指す。
新事業戦略にともなう機構改革としては、(1)戦略事業推進本部を新設し、ブロードバンド・ユビキタスソリューションやロボット事業、先端的ベンチャーとのインキュベーションの推進およびユーザーインタフェイスの研究・開発の戦略的推進、(2)ビジュアライゼーション事業本部を新設し、ビジュアライゼーションとコンテンツビジネス分野のエンジニアを集結してソリューション開発体制の強化、(3)ブロードバンド・ユビキタス推進本部をデジタル・エンジニアリング分野も含めて統合、拡充し、営業企画推進本部への改組、(4)第一事業本部に、リサーチ&サイエンス、HPC、ディフェンス事業を推進する部門を集結して体制を強化――など。
また、同社の3つのコアコンピタンス(ブロードバンド、ビジュアライゼーション、スケーラビリティ)を核に、(1)ブロードバンド・ユビキタス、(2)ビジュアライゼーション、(3)リサーチ&サイエンス、(4)デジタルエンジニアリング、(5)データマネジメント――という5つのソリューション分野にフォーカスしてソリューション事業を展開していく。
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