パケッティア(金城盛弘社長)は、拠点間通信の帯域を管理できる帯域制御アプライアンス装置「PacketShaper1200」シリーズの販売開始した。価格は39万9000円から。WANのアプリケーション・トラフィック・マネジメントに対応し、アプリケーションのレスポンスを保障する「PacketShaper」の新ラインアップとして投入されたもの。
現在、企業内のネットワーク環境は広域イーサネットやIP-VPNを使用したメッシュ型ネットワーク環境が主流。さらにIP電話やテレビ会議などの普及にともない、帯域管理や、支店間・営業所間での音声サービスの維持、品質向上などの必要性が高まってきている。
新製品は、IP電話を始めとした業務アプリケーションの通信を保護し、ウイルス感染などによる異常なトラフィックを制御することで通信品質を維持する。主な販売ターゲットは数百以上の拠点をもつ企業や官公庁など。
このほかの特徴は、(1)ソフトフォンを用いた社内IPセントレックスに対応、(2)各拠点に配置する「PacketShaper1200」のインストレーションやポリシーの設定を「PolicyCenter」で一元管理でき、レポート作成も可能、(3)ウイルスやワームに感染したホストの特定やトラフィックを自動的に制御。SYNアタックやIPスプーフィングの攻撃を感知し、制御することも可能――など。制御可能な帯域幅は10Mbpsで、最大IPフロー数は6000。
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