イー・アクセス、携帯電話事業参入に向け1.7GHz帯の実験局免許を申請

永井美智子(CNET Japan 編集部)2005年03月16日 20時25分

  イー・アクセスは3月16日、総務省に対して、1.7GHz帯を利用したモバイルブロードバンドに関する実験局免許を申請したと発表した。

  同社はNTTドコモやボーダフォンが採用するW-CDMA方式で携帯電話事業に参入する意向を表明している。2007年3月までに全国の主要都市でサービスを開始し、数年内に人口カバー率95%以上を目指す計画だ。料金を既存キャリアの半額とし、800万件の顧客獲得を目標としている。

  実験は東京都内において、約1年間行う。Lucent Technologiesおよび富士通と共同で、1.7GHz帯の電波伝搬、下り最大14.4MbpsのHSDPA等の先端技術の検証を行う予定だ。

  実験開始時期については、「免許の取得を条件に、早期に実験を開始すべく準備を進めてまいります」とコメントするにとどめている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]