SonicWALL、ゲートウェイ型アンチスパイウェア・ソリューションを発表

 インターネット・セキュリティの統合ソリューションを提供する米SonicWALL(マット・マデイロス社長兼CEO/日本オフィス:内山高夫代表)は、現在提供中の「SonicWALL ゲートウェイアンチウィルス/IPS」に、有害なスパイウェアに即応できる「ダイナミック・スパイウェア検知・防御機能」を追加した「SonicWALL ゲートウェイアンチウィルス/アンチスパイウェア/IPS」を4月から提供開始すると発表した。

 独自のディープ・パケットインスペクション・エンジンを用いたリアルタイム・スキャニング技術で、通信パケットのヘッダからデータまでをパケットベースで精密に検査し、シグネチャ(攻撃手口)データベースに一致するスパイウェア、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、アプリケーションアタックなどの攻撃から、リアルタイムにネットワークを保護する。

 パケットベースのリアルタイム精密検査技術のため、アプリケーション・データを再構築して行う従来の方法に比べ、処理可能なファイルサイズや同時ダウンロード数の制限がなく、さまざまな各種プロトコルをサポートできるなど拡張性に優れている。また、シグネチャは自動アップデートに対応する。

 内山高夫 SonicWALL 日本オフィス代表は、「法人・個人を問わず、セキュリティへの関心が日本国内で高まっている。新製品は、こうしたニーズに応え、一般的なアンチウイルス、アンチスパム機能に加えて、アンチスパイウェア機能、ゲートウェイ・アンチウイルス機能、IPS(侵入検知・防御)機能を搭載し、より強固なゲートウェイでのセキュリティ対策を可能にした」と述べている。

 対応OSは、同じく4月に提供開始予定の最新版SonicOS「SonicOS 3.1 Standard/Enhanced 日本語版」。対応製品は、TZ170シリーズ (TZ170、TZ170 Wireless、TZ170 SP、TZ170 SP Wireless)とPROシリーズ (PRO2040、PRO3060、PRO4060、PRO5060)。なお、現行の「SonicWALL ゲートウェイアンチウィルス/IPS」のユーザーは、OSを3.1にアップグレードすることで、アンチスパイウェア機能を購読期間中無償で利用できる。

 価格は、「TZ 170 10/25ノード用年間購読ライセンス」が3万4000円、「同無制限ノード用年間購読ライセンス」が5万1000円など。なお、3月31日まで、通常価格の50%オフで提供するキャンペーンを実施している。

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