サン・マイクロシステムズは3月10日、米Sun MicrosystemsがJava言語を発表して10年目の節目に、講演と製品展示から成るイベント「Java Computing 2005 Spring」を開催した。Java技術の10年を振り返るとともに今後を占う位置付けだ。
Java言語の歴史は、1995年5月23日に米Sun Microsystemsが米国で開催した「Sun World '95」で正式に発表したことに端を発する。同社のJames Gosling氏が設計したOak言語を改称したものだ。
米Sun Microsystems Senior Staff EngineerのCraig McClanahan氏 |
2005年の10周年の祭りとしては、6月に米国で開催する「JavaOne San Francisco」がある。今回のJava Computing 2005 Springは前夜祭という意味があり、11月には東京で後夜祭となる「Java Computing 2005 Fall」を開催する予定だ。
3月10日午前中の基調講演には、ウェブアプリケーションのインタフェースを開発するための部品として標準的な位置付けにあるStrutsの生みの親で、同様の目的を持つJava Server Facesの仕様策定の世話役でもあるCraig McClanahan氏が登場。参加者は皆、有名人の講演に聞き入っていた。
Craig McClanahan氏は主に、ウェブアプリケーションの画面インタフェースについて過去と近い将来を語った。現在は主にウェブサーバ側だけで使われているJavaが再度クライアントサイドへ展開していくという興味深いシステムアーキテクチャの見解を示した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果