NECは3月3日、ITサービスの管理や運用に関する国際的ガイドラインIT Infrastructure Library(ITIL)に準拠したシステムを対象に、設計、構築から運用までカバーする「WebSAM ServiceDesk構築運用サービス」の販売を開始した。税別価格は800万円から。
同サービスは、ITILに準拠したシステム運用を可能とする統合運用管理ソフトウェア「WebSAM ServiceDesk」をベースに、ユーザーのシステム環境に適した運用管理システムの設計、構築から、システム導入後の運用までを支援する。
システム設計および構築段階では、システム構築設計書や手順書などから構成されたテンプレートを用い、ITIL準拠の運用管理システムを最短2カ月で構築できるという。システム運用段階では、システム稼働状況の診断や分析結果に基づき、定期的に運用改善計画を作る。「定期診断を行うことで、ITILに準拠した効果的かつ効率的なシステム運用が実現する」(同社)
また、システム運用やITIL管理項目の追加に伴う新システムの設計や構築などについても、相談サービスを提供する。
同社では、今後3年間で100ユーザーへの販売を見込んでいる。
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