ライブドアは2月21日、ニッポン放送およびフジサンケイグループ各社との友好的な提携交渉を希望すると発表した。同社の保有するインターネットメディアと、フジサンケイグループ各社の保有するラジオ、テレビ、新聞、雑誌の4大メディアとのシームレスな連携を実現することが、国民生活への更なる貢献と、両グループ株主価値の向上に寄与するとしている。
ライブドアでは、フジサンケイグループの抱える媒体が国民生活に欠かせないものであり、社会的影響力を有すると共に公共性の高いメディアだと認識しているが、「個々の消費者ニーズが複雑且つ多様化している今日において、従来のような単一の情報を多数の消費者に対して画一的に提供するという双方向性の欠如した情報提供のあり方では、多種多様な個々のニーズに完全に応えることは難しくなっている。また、ラジオとテレビに関しては、情報を発信できる範囲が、電波到達範囲のみに限定されることも大きな制約条件だ」(同社)と指摘している。
一方インターネットでは、双方向的な情報発信が可能で、情報の到達範囲も国内のみならず全世界となることから、「ラジオ、テレビ、新聞、雑誌による情報提供を補完し得る、極めて有望なメディアだ」として、フジサンケイグループ各社との友好的な提携交渉を行いたいとした。
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