日本IBMは2月21日、ソリューションベンダー支援プログラム「ソリューション・ビルダー・エクスプレス・ポートフォリオ」(SBEP)の提供を開始した。 独立系ソフトウェアベンダー(ISV)などが同プログラムを利用すると、ソリューションの開発生産性が従来の2倍になるという。
SBEPでは、ベンダーが中小企業向けミドルウェア製品群IBM Expressベースのソリューションを開発する際に、同社の開発部門の技術者から直接的な支援を受けることができる。さらに、電気、電子、自動車、銀行、金融、ヘルスケア、ライフサイエンス、保険、小売、卸売など、約30種類の業種別ソリューションテンプレートを利用できる。「テンプレートの活用により、開発作業の投資回収率(ROI)と品質、そしてスピードが向上する」(同社)
参加ベンダーは、同社の検証施設「東京イノベーション・センター」(東京都港区)と「Software Center of Competency」(東京都渋谷区)で技術コンサルテーションが受けられる。売り上げ計画に応じ、マーケティング支援やデモツールキット、ノウハウ集も利用できる。
参加するためには、売り上げ目標やIBMミドルウェア資格取得数など一定の条件を満たし、パートナー制度に登録する必要がある。
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