NICTは、ネットワークを利用したコンピュータの時刻合わせに使われているNTP(Network Time Protocol)による時刻提供サービスを開始すると発表した。サービスの提供開始は2月8日。
NTPはネットワークコンピュータの時刻合わせに使われているが、従来はNTP事業者による独自管理が主流だった。今回、NICTがNTPサービスの階層構造を明確化、時刻情報供給源の連鎖を明らかにしサービスの充実した提供をうながすというもの。NICTでは本サービスに先立ってNTP strutum1サーバを運用し、NTP事業者が運用するNTP strutum2サーバに対する専用回線を使った時刻情報提供サービスの準備を整え、初回利用者の公募を開始していた。
NICT NTPサービスは今後の利用者も募集している。申請の締め切りは毎年3月末、6月末、9月末、12月末となっている。
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