セイコーインスツル(SII)は2月2日、東京ビッグサイトで開催中の「NET&COM2005」で、QoS機能を備えたブロードバンド回線向けエッジルータを参考出品した。企業の遠隔拠点を接続しながら、音声を優先的に通すといった用途に適する。2005年春から夏にかけての出荷を予定する。価格は未定。
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広域イーサネット接続サービスやIP-VPN接続サービス、インターネットVPNなどブロードバンド回線のエッジルータとして使う用途を想定しつつ、同社のATM(非同期転送モード)接続用機器で用いている優先制御や帯域制御などのQoS機能を搭載したのが特徴だ。QoS機能のために別途帯域制御装置を用意するよりも安価になる。
搭載する物理ポートは1000BASE-Tが2系統、100BASE-TXが2系統で、スイッチとして動作する。
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