Apple Computerが新たに発表したMac miniに対する関心が急速に高まるなか、アクセサリメーカー各社が、このミニデスクトップパソコン用の周辺機器をこぞって開発している。
Apple市場では、Macintoshにアクセサリを追加することが従来から行われており、またiPodのアクセサリも多種多様なものが登場している。発売直前まで情報を入手できない企業各社は、製品を急いで用意し、次の新製品あるいはカラースキーマの変更で、自社製品が時代遅れになる前に大もうけをしたいと考えている。
499ドルのMac miniは、周辺機器を用意する対象として理想的な製品だ。内蔵される機能がこれだけ限られていると、外付けハードディスクやTVチューナーなど、マシンの強化に向けた多くの可能性が存在する。
Mac mini専用の製品として最初に製品を投入してきた企業の1社が、Plasticsmith(本社:カリフォルニア州サンカルロス)という小さな会社だ。同社は米国時間1月31日、同マシン用のスタンドを3種類発表した。
社員数3人の同社で、バイスプレジデントを務めるKathi Beerbohmは、これが長年Macを使ってきた大学生の息子の着想だったと述べた。Plasticsmithは、これまでは他社製品の製造を行っていた。同社は、1月22日の発売日に初回出荷分のMac miniを1台購入し、即座に自社のデザインを製品化した。
同社のMac Mini用製品には、透明感のあるプラスチックとスチール製でMiniの上に設置するモニタスタンドのGrandstand、Mac miniを縦置きするためのMini Towerというスタンド、そしてMini Skirt(ネーミングの是非はさておき)というMacminiを机上より若干高めに設置するためのプラスチック製の台座がある。各製品の価格は20〜40ドルとなっている。
Mac Mini用としてもう1つ人気の高い周辺機器が、以前からあるKVMスイッチ(切替機)だ。KVMは、キーボード、ビデオ、マウスの頭文字を取ったもので、キーボード、ポインティングデバイス、モニタを2台のパソコンで共有できるようにするもの。Mac miniにはこれらのアクセサリが付属していないため、ユーザーはすでに手元にあるPC用のものを併用したいと考える可能性がある。
たとえば、Iogearでは自社ウェブサイトの1ページを割いて、KVM スイッチや外付けハードディスクなどのMac mini用製品を紹介している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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