NTTコムウェアは、メインフレームなどで構築されたレガシーシステムをウェブブラウザ上から操作可能にするシステム「Web Terminal Server」の販売を発表した。実際の販売は2月1日から行われる。
レガシーシステムを利用する場合には、通常は専用の操作端末が必要になる。現在はパソコン上で擬似的な端末である「端末エミュレータ」を利用するのが一般的になっているが、通常のパソコン操作とは違っている部分が多く、扱いにくい。
しかし「Web Terminal Server」を利用した場合、専用端末やエミュレータなどを必要とせず、ウェブブラウザからの操作が可能になる。専用エミュレータの導入・保守費用がサーバ1台で済むため、操作性だけではなくコスト面でのメリットもある。
導入のメリットとしては、レガシーシステムをGUI環境で利用できるほか、キー割り当ての変更や複数画面を統合しての利用、複数のシステムを1画面から操作することなどが可能となる。また、ウェブブラウザから利用するため、操作用パソコンのOSに左右されないのはもちろん、PDAや携帯電話からの操作も可能だ。データのCSV変換や、PDFデータを経由した一般プリンタでの印刷を可能にするなど、データの利用効率も向上している。
希望小売価格は、標準構成で税込み420万円。ソリューションのインストールや、画面のカスタマイズには別途費用が必要となっている。
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