日立、IPテレビ電話による遠隔通訳サービスを2月1日に提供開始

ニューズフロント2005年01月28日 15時00分

 日立製作所は1月28日、IPテレビ電話による遠隔通訳サービス「日立マルチリンガルサービス事業」を2月1日に開始すると発表した。対応言語は英語、中国語、韓国語。料金は月額4万2000円から。

 通訳が必要とされる場所に、あらかじめPC、カメラ、マイク、スピーカーなどのIPテレビ電話システムを設置しておく。同システムと在宅通訳スタッフの端末とをインターネット経由で接続し、オンデマンドでサービスを提供する。「観光案内所の場合、海外からの旅行者が言語を選択して通訳スタッフを呼び出し、観光案内所スタッフとの会話を随時通訳してもらう」(同社)といった用途が考えられる。なお、医療や法律など専門性の高い分野の通訳は行わない。

 「テレビ電話を利用するのでお互いの表情を確認でき、臨場感を伴う対応が行えるほか、地図や図を用いた通訳も可能」(同社)

 料金は契約時間帯によって異なる。対応言語と時間帯ごとの月額サービス利用料金は以下の通り。通信費やインターネット使用料などは含まれない。

 【英語/中国語/韓国語の3言語】

  • 10時〜16時:6万3000円
  • 8時〜20時:8万4000円
  • 6時〜24時:12万6000円

 【中国語/韓国語の2言語、または英語の1言語】

  • 10時〜16時:4万2000円
  • 8時〜20時:5万2500円
  • 6時〜24時:7万3500円

 今後、事業協力パートナーなどと連携し、2010年までに5000カ所以上へのサービス導入を目指す。

日立製作所のプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]