NTTデータは1月24日、イントラネットやエクストラネット環境などの共同作業に適した情報漏えい防止ソリューション「SecureCollabo(セキュアコラボ)」を、2005年4月より提供開始すると発表した。
この「SecureCollabo(セキュアコラボ)」は、共同作業環境において個人情報や機密情報のセキュリティ強度を高める総合ソリューションだ。社内外に限定せずにグループ単位での暗号化を行うため、海外拠点やサテライトオフィス、さらにはパートナー企業などとの共同作業環境下においても情報の安全を確保できるという。
また、機能単位でパッケージ化されているため、ワークグループ単位や小規模であれば、クライアント暗号化ソフトウェアのインストールだけで利用できるのも特徴。中規模以上での導入には、ログ収集、共有ファイルサーバの暗号化、別グループへ情報を送る暗号化ソフトウェアなどの管理ツールを利用するといった、規模や業務に最適な組み合わせも可能。
主な機能としては、重要な情報をファイル単位で暗号化すると同時にコピー&ペーストの制限、印刷制限、画面コピーの制限、メール添付の制限などの利用制限を加えることが可能。さらに、権限を持つグループ内であれば業務効率を落とすことなく暗号化されたファイルを直接編集できたり、ユーザーの暗号化ファイルに対しての操作ログを管理・収集することで重要なファイルの流通ルートを特定できるのもポイントとなっている。
そのほか、クライアント用暗号化ツール「FileController」をインストールするだけで利用でき、必要な機能のパッケージで中小規模から大規模、外部パートナーまでを含んだ共同作業環境の情報漏えい防止と機密情報の管理が行えるのも大きな特徴といえる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」