東芝、データ保護機能と耐衝撃性を強化したモバイルノートを発売

エースラッシュ2005年01月19日 18時11分

 東芝は1月19日、ノートパソコン4機種を同日から順次発売することを発表した。個人向け2機種、企業向け2機種の内訳で、それぞれ1機種を1月中に、もう1機種を3月上旬に発売する予定だ。

 1月中の発売を予定しているのは12.1型XGA液晶を搭載し、バッテリ駆動時間7.5時間の個人向け機種「dynabook SS MX」と企業向け機種「dynabook SS L10」。3月中旬に発売されるのは、14.1型SXGA+液晶を搭載した、約1.99kgの個人向け機種「dynabook SS LX」と、企業向け機種「dynabook SS M10」。価格は個人向け機種がオープン価格、企業向け機種がM10が24万6750円から、L10が29万4000円からとなっている。

dynabook SS L10 16L/4

 今回発売する4機種は、データ保護と耐衝撃性を強化している。全機種に、ノートPCでは世界初の3D加速センサーを搭載した「東芝HDDプロテクション」機能を採用し、どの方向への動きに対しても振動を検出してハードディスクの損傷やデータ消失のリスクを低減している。また、筐体のコーナー部に空洞を作ることで外部からの衝撃を分散するなどの「衝撃緩和トリプル構造」も採用。HDDなどの主要部品を保護し、耐衝撃性を強化している。キーボードに水滴を落としても内部への浸入を遅らせる保護シートを採用したウォーターブロック構造で、データを保存して安全にシャットダウンする時間を確保するという機能もある。

 LXおよびL10ではオプションでセカンドHDDを搭載し、RAID機能を利用してデータの復旧に備えることや、TPMチップに暗号鍵を保持し、CPUやHDDから暗号鍵を独立させて保存するなど、セキュリティ対応力も高い。また、企業向けモデルであるL10とM10では、デバイスロック設定ユーティリティや、HDDパスワードを採用、さらに暗号化ソフトを組み合わせて、全体のセキュリティを強化している。

dynabook.com

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