Apple Computerは今年もPepsiと共同で、iTunes Music Storeを利用したプロモーションを行う。
Appleのウェブサイトに掲載された告知によると、Pepsiは今月末に開始するプロモーションで最高2億曲を無料配布する計画だという。
前回と同様、今回もPepsi製品には3本に1本の割合で当たりのコードが含まれ、これを利用してiTunes Music Storeから1曲を無料でダウンロードできる。さらに、当たりのコードを手にした人は、無料の楽曲をダウンロードすると、抽選でシルバーのiPod miniが当たる資格を得ることになる。Pepsiは、プロモーション期間中、1時間に1台の割合でiPod miniを景品として配ることになり、その総数はおよそ1700台にのぼる。
AppleとPepsiは、1億曲を無料で提供するプロモーションを昨年1月に実施した。当たりビンを見分ける方法を見つけた人もいたが、ダウンロードされた楽曲は、当初の計画を大きく下回る500万曲に過ぎなかった。一部でプロモーション用の製品が店頭に並ぶのが遅れたことも災いし、Pepsiのプロモーションは結果的に、初年度に1億曲販売という目標を掲げていたiTunes Music Storeがこの目標に達しなかった原因の1つにもなった。
前回のプロモーションは、比較的なじみの薄かったiTunes Music Storeに弾みをつけることを狙ったものだったが、その後Appleは着実に足場を固め、楽曲とiPodの売上は両方とも急増している。
Apple関係者は、Pepsiとの共同プロモーションについてコメントを差し控えた。また、Pepsi関係者からも、すぐにコメントをもらうことはできなかった。
このプロモーションは、1月31日深夜から始まる。iPod miniの抽選には4月30日までに応募する必要があるが、楽曲の無料ダウンロードは5月23日まで可能となっている。1日にダウンロードできる楽曲は10曲までで、プロモーション期間中に合計200曲まで、という制限が設けられている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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