長野県内のケーブルテレビ(CATV)4局が、アットネットホームの自主制作番組送受信伝送システム「DV伝送ベースシステム」を使用し、県議会のライブ中継放送を2月に開始する。アットネットホームが1月18日に明らかにしたもの。中継を行うCATV局は、インフォメーション・ネットワーク・コミュニティ、上田ケーブルビジョン、信州ケーブルテレビジョン、須高ケーブルテレビ。
DV伝送ベースシステムは、テープ素材やライブ映像を1秒以下のタイムラグでIP伝送する。業務/民生用デジタルビデオカメラなどのデータをそのまま伝送するので、画質が劣化しない。
遠隔デッキのジョグとシャトルを用いた制御やタイムコード伝送に対応しており、CATV局のシステムと親和性が高いという。「受信した映像をCATV局のノンリニア編集機でそのまま編集できるため、放送担当者も特別な操作を行わずに活用できる」(アットネットホーム)
4局は、長野県議会中継の同時放送を皮切りに、各社の自主制作番組を相互配信する。将来は、IP伝送網を活用して全国向け情報発信なども積極的に進める予定。
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