NTTコミュニケーションズなど3社、Mac OS XでICカード認証を可能に

エースラッシュ2005年01月17日 17時21分

 NTTコミュニケーションズは、Mac OS Xに対応したデスクトップセキュリティパッケージ「セーフティパスPCロック for Mac(仮称)」の販売を開始すると発表した。

 これは、NTTコミュニケーションズがネットマークスならびにカームコンピュータと共同開発したもの。カードリーダーライターへICカードを挿入することで、認証を可能にするセキュリティソリューションだ。PCログイン時の個人認証に利用できる他、アップル固有のサービスへの対応、スクリーンセーバとの連携、オーソリゼーションサービスを使用しているすべてのアプリケーションごとの認証を可能とする。

 Mac OS X対応製品としては初めてのICカード認証ソリューションだ。現在のIDとパスワードのみによる認証と比較すると、これを利用した場合ログオンは従来のIDとパスワードに加えてICカードを利用する二要素認証となり、スクリーンセーバの解除もICカードで行うように強制設定する。ユーザーアカウントなどのセキュリティ設定は、管理用端末側で行うこともアップルのディレクトリサービスである「Open Directory2」側で一元管理することも可能だ。

 対応OSはMac OS X v.10.3(Panther)以上、ICカードとリーダライターを含んだ初期費用は、30ユーザーで51万9750円からとなっている。

NTTコミュニケーションズ

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