LinuxベンダーのRed Hatは米国時間22日、同社のソフトウェア事業が成熟したことを受け、第3四半期の純利益が、前年比155%増の1080万ドルに達したと発表した。
これにより、同社の第3四半期(11月30日締)における1株あたり利益は6セントとなり、Thomson First Callが調査したアナリストの予想平均値とも一致した。
Red Hatは同四半期の売上が5090万ドルだったことも発表した。前年比では55%増だが、5180万ドルというアナリストの予想は下回った。
同四半期におけるRed Hat Enterprise Linuxのサブスクリプション販売件数は13万200件で、このうち11万9000件はビジネス用途のサーバ向けに、残りの1万3000件は技術計算もしくはウェブサイト用のクラスタ向けのものだった。
この販売件数はRed Hatの予想に達しなかった。「われわれは、販売件数がもっと多くなると予想していた」と同社CEOのMatthew Szulikは電話会議のなかで述べ、同社が期中の契約成立を目指した値引きを行わなかったことをその理由に挙げた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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