液晶ディスプレイといえば、以前は17インチが圧倒的に主流で、19インチといえばかなりのマニアかDTPなどのセミプロ用というイメージが強かった。ところが、今年の年末商戦では、この19インチモデルが人気。「BCNランキング」で、液晶ディスプレイのサイズ別売上構成比(図1)を分析すると、19インチ以上の液晶ディスプレイが全体の約20%に達してきたことがわかった。すでに5台のうち1台は19インチという、液晶ディスプレイの「異変」が生じているのである。
その理由は、19インチモデルの急激な価格低下が原因。サイズ別の価格推移をみると、この傾向は歴然だ。図2は、今年8月下旬以降の液晶ディスプレイの画面サイズ別構成比と単価の推移をグラフ化したもの。わずか3か月あまりの短期間に、商品動向が大きく変化していることがわかる。まず目につくのが、19インチ以上の価格の低下。
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