NTTコミュニケーションズは12月6日、五感情報通信の一分野として「香り通信」を展開すると発表した。これはOCNの新たなコンテンツとして発表されるもので、公開体験イベントとして12月7日より2005年1月31日までの間「OCN Presents 岡本翔子の2005年星占い〜幸せをよぶ香りのメッセージ〜」が開催されることが決定している。
「香り通信」は、ミラプロが開発した、PCにUSB接続された32種類の液体香料を調合・発散する装置「香り発生装置」を用いて実現される。今回開催されるイベントは、誕生日を入力すると、占星術研究家 岡本翔子氏による占星術に基づいた運勢とともに2005年に幸運を引き寄せる香りのレシピが表示されるというもの。ユーザーは表示されたレシピをクリックすることにより、PCに接続されている香り発生装置から送り出される芳香を楽しめるという仕組みだ。
今回のイベントは試験的なもので、公開の場所で人々の「香り通信」に対するニーズやサービスとしての実用性、問題点などを吸収し、同サービスの早期実用化につなげるねらいがある。今後NTTコムでは、OCNをはじめとする各種ネットワークサービスとPC、テレビ、電話機、香り発生装置などのハードウェアを一体的に販売・保守・請求回収するパッケージサービスを開発し、OCN会員向けの「香り通信」アプリケーションの商品化を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス