ソフトバンクBBは11月30日、インターネット接続サービスYahoo! BBの会員データ900件が新たに流出したとされる問題についてコメントを発表した。それによると、該当データには氏名、住所、電話番号、携帯電話番号が記載されており、同社の会員情報と合致したという。前回の流出時の情報とはデータの特徴が一致しないことから、同社は恐喝未遂事件とは異なるデータとみている。
同データは、2004年11月24日の夜に日経BPがソフトバンクBBに持ち込んだもの。照合した結果、2003年3月11日〜22日時点の会員情報の一部と合致した。クレジットカード番号やパスワード、利用履歴などの信用情報は含まれていない。また、Yahoo! JAPAN IDなど同社固有のデータが記載されていないため、同社のデータベースのデータが複写されたものかどうかは不明。
そのほかの同社のコメントは以下の通り。
先に明らかになった2件の顧客データの大量流出時のデータと今回持ち込まれたものは形式等が異なることから、ある時期まではYahoo! BB顧客データの取得が容易であったことが見てとれる。
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