エキサイトは11月29日、KDDIと合弁で携帯電話との連動を意識したポータルサイトを運営する新会社を設立すると発表した。新会社の名称は「Duogate(デュオゲート)」、12月1日に会社設立後、2005年春に事業開始予定だ。
携帯電話のパケット料金定額制が徐々に定着し、携帯電話からのインターネット利用ユーザーが増えたことを受けて、そういったユーザーが最も利用しやすいPCポータルサイトを構築するのが新会社の目的だ。音楽やゲーム等のコンテンツ、コミュニケーションツールなどの端末横断的なサービスを軸に、PCと携帯電話を連動させる新しい利用シーンの提案を行うとしている。
従来のポータルサイトでは一部サービスが携帯電話にも対応しているというものが多かったが、新サービスではポータルサイト全体が携帯電話と連動することを目指す。携帯電話ユーザーの利便性向上とともに、広告クライアントのニーズにも応える。
合弁会社の資本金は49億円。出資比率はKDDIが61.5%、エキサイトが33.5%、mediaが5%となっている。事業内容は、PCと携帯電話を連動させた横断的サービス、コンテンツなどの他、インターネット広告事業、課金・認証プラットフォーム事業となる予定だ。
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