ジー・サーチは11月17日、機密性の高いデータベースを保護する暗号化ミドルウェアeCipherGateの販売を同日より行うと発表した。
eCipherGateはOracle、IBM DB2、PostgreSQL、Microsoft SQL Server/Accessといったデータベースソフトウェアに対応しており、データベース内の情報を全体または一部を暗号化することで、情報が不正流出後に利用されることを防ぐ。情報へのアクセス権も細かく設定でき、利用者の資格に応じた制限が可能となる。
高速な暗号化処理が特徴で、米国政府の標準暗号方式であるAESに比べて数倍高速という。「ミドルウェアとして暗号化と復号化を行うので、既存の業務アプリケーションを大きく変更する必要がなく、ユーザーが暗号化システムを独自開発するより低いコストで導入できる」(同社)
ライセンス価格と年間保守費用は、データベースを運用するサーバのプロセッサ数によって異なり、以下の通り。
【1〜2個】
【3〜4個】
【5〜8個】
【9〜12個】
【13〜24個】
同社は、2004年度に2億円、2005年度に5億円の販売を目指す。
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