サン・マイクロシステムズは11月17日、ディレクトリサービス基盤構築用のソフトウェアSun Java System Directory Server Enterprise Editionを同日より販売すると発表した。12月上旬に出荷を開始する。税別標準価格は、格納するID情報1エントリ当たり300円から。販売単位は最低2000エントリ。
同ソフトウェアは、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)対応のディレクトリサービスを提供する。ID格納などを行う基本機能に加え、負荷分散やフェイルオーバーなど連続サービスを実現するための機能、サービス妨害(DoS)攻撃などに対する防御機能も備える。また、 LDAPとMicrosoft Active Directoryの連携機能により、Windows環境とのパスワード同期も可能。
Sun Java System Directory Server、Sun Java System Directory Proxy Server、Sun Java System Identity Synchronization for Windowsという、これまで個別に提供していた既存3製品の機能を統合した製品で、「3製品を同時導入する場合に比べ、価格は約2割におさえた」(同社)。
最大12プロセッサまで拡張でき、比較的大きな規模のシステムに対応可能なディレクトリサービス基盤を、低コストで構築できるという。対応OSは、Solaris、Linux、HP-UX、Microsoft Windows、AIX。
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