沖電気工業は11月9日、ネットワークのトラフィック状況を監視し、異常を検出するアプライアンス「異常トラフィック監視システム」を発表した。ファストイーサネット用スタンダードモデルと、ギガビットイーサネット用ハイエンドモデルの2製品を用意し、同日より販売を開始する。
同製品は、ネットワークトラフィックをアプリケーションごとに細分化して把握できる。統計画面から詳細データを検索することで、トラフィック状況を容易に調査できるという。「トラフィックの異常をいち早く見つけることで、ネットワーク感染型ワームの感染活動などを検知できる。これらの機能により、ネットワークトラフィックの分析やトラブルシューティングなどの実行は当システムのみで可能となり、ネットワーク管理者の負担が軽くなる」(同社)
異常トラフィック監視システムは、トラフィックの状況を監視するプローブ装置と、プローブ装置を管理するマネージャ装置で構成される。マネージャ装置は、スタンダードモデルとハイエンドモデルの双方に共通で、最大8台までのプローブ装置を管理できる。プローブ装置は、スタンダードモデル用とハイスペックモデル用の2製品用意される。
マネージャ装置の価格は、315万円から。プローブ装置の価格は、スタンダードモデルが105万円から、ハイエンドモデルが315万円から。年間50セットの販売を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果