日立、太陽光を光源として使う指静脈認証技術を開発

ニューズフロント2004年11月08日 14時23分

 日立製作所は、太陽光を光源として利用する指静脈認証技術を開発した。同社が11月8日に明らかにしたもの。同技術を使用すると、晴れた日の屋外なら専用光源を使わずに指の静脈パターンで本人認証が行える。

 同社は、生体認証のなかでも偽造されにくく精度が高いといわれる指静脈認証技術を、独自に開発してきた。「同技術の将来的な応用分野として、自動車の盗難防止といった屋外での利用が注目されている」(同社)

 同社が開発した認証技術は、太陽光から指静脈認証に必要な近赤外光だけを透過させるフィルターを設け、静脈パターンを撮影するカメラの感度を自動的に調節する。その結果、照度が一定しない太陽光を光源として利用することに成功した。曇りの日や日陰など太陽光の照度が不十分な場合は、従来の認証装置と同様、専用光源を作動させる。

 同社は試作装置による屋外実験を行い、日陰から10万ルクスを超える明るい環境まで、正しく認証できることを確認した。

 同社は、自動車セキュリティへの応用を目指して実用化を進めていく。

日立製作所のプレスリリース

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