グローバルエリアネットワーク(GAN)は11月5日、東急リゾートサービス傘下の3スキー場に携帯電話対応のCRMソリューション「モバイルCustomer Retention & Creation(CRC)」を提供すると発表した。これにより、個々の顧客に合わせた情報/サービス提供が可能な会員制度を導入できる。
モバイルCRCは、携帯電話を用い、顧客一人ひとりに対応したプロモーションを提供するためのASP型CRMソリューション。顧客情報を独自のデータベースに蓄積し、顧客ニーズに合致した情報を提供することで、顧客獲得を目指す。
東急リゾートサービスが手がけているスキー場経営には、「顧客像が把握できず、リピーターの顔が見えないため、個々の顧客に対応したサービスの充実化が難しいという課題がある」(GAN)。モバイルCRCを利用すると、登録者の特性分析などを通じ、より顧客の要望に適したサービス提供が可能になるという。
例えば、それぞれの顧客の利用特性や要望に合わせたメール送付やサービス提供が行える。具体的には、来場回数に応じたリフト券割り引き、導入スキー場共通の特典提供、メンバー限定サービスなどを予定している。
2004年から2005年のシーズンは、スキージャム勝山(福井県)、グランデコスノーリゾート(福島県)、タングラムスキーサーカス(長野県)の3カ所で対応サービスの提供を開始する。
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