ネットマークスは、2005年3月期の中間連結決算(4月1日から9月30日が対象)を発表した。売上高が265億3300万円(前年同期比90.8%増)、営業利益が3億500万円、経常利益が2億6900万円、中間純利益は3300万円となった。営業利益、経常利益、中間純利益とも前年同期はマイナスだったのに比べて大きく盛り返した。
景気が上昇傾向であること、アメリカや中国経済の高成長にけん牽引されたことに加え、連結対象子会社が1社から3社に増加したことなどが業績向上に結びついた。
売上の内訳は、ネットワークインテグレーションサービスが228億8700万円、サポートサービスが36億4500万円となっている。
ソリューション別で特に大きな伸びを見せたのは、売上高51億1800万円のIPテレフォニー(前年同期比178.5%増)と、売上高18億4700万円(同233.6%増)のセキュリティの2分野。IPテレフォニー分野では、経営効率を高める金融・製造業のニーズに対応した検証施設の開設などが競争力強化に結びついた。セキュリティ分野では、個人情報漏えい防止に向けたソリューションの専門チームを構成し、同分野に注力したことが業績の大幅な向上に結びついた。一方、ストレージネットワークは売上高770万円(同38.3%減)と前中間期を下回る結果になった。
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