シマンテック元社長の成田明彦氏が、企業のインターネット環境保護ソリューションの提供を目的とした新会社「株式会社セキュアブレイン(SecureBrain Corporation)」を10月5日付で設立した。
成田氏は、アップル、シマンテックなどIT業界で30余年の経験を生かして、新会社の代表取締役社長兼CEOに就任。セキュリティ業界での経験を重ねたスペシャリスト9人とともに新しいセキュリティ市場の開拓を目指す。資本金は7650万円。所在地は東京都千代田区麹町2-6-7 麹町RKビル4F。
主な事業内容は、(1)インターネット、ネットワークシステムの開発、技術研究、サービスの提供、(2)セキュリティシステム構築に関するソフトウェア、ハードウェアの開発、販売、サービス提供、(3)セキュリティシステムに関する情報の提供およびコンサルティングサービス、(4)セキュリティシステムに関する人材の育成および教育、(5)セキュリティシステムに関する人材の派遣、紹介および斡旋――の5つ。
アジア・北米諸国を始めとしたワールドワイドの市場に向けて、“日本から発信する”セキュリティソリューションベンダーとして、ビジネスを展開していく方針。
提供するソリューションの第1弾として、新たなる脅威として注目を集めている「フィッシング」(金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などを取得する手法)への防御策となるソフトウェアを近日中に発表する計画。
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