大日本印刷は10月22日、ウェブブラウザ内に表示した仮想的な立体物を、マウス操作で自由に変形させることが可能なシステムを発表した。当初、ギフト商品用電子カタログ向けとして百貨店などに導入を働きかけ、2005年中の事業化を目指す。
同システムは、同社の3次元CGリアルタイム描画エンジンDNP Realtime Advanced Rendering Engine(DRARE)Web版がベース。インターネット経由でサーバから3次元CGデータを取得して、専用プラグインソフトウェアを使って仮想立体物を描画する。光の映り込みや、影の形状/位置などもリアルタイムに描画可能で、
商品カタログとして利用すると、立体の商品画像をさまざまな角度から見ることができる。実際の商品に合わせて変更可能な高さや幅を設定できる。さらに、形状の変化に応じてリアルタイムに価格を表示する機能も備えている。
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