ツーカーセルラー東京などツーカーグループ3社は、通話専用の携帯電話端末「ツーカーS」を11月中旬に発売すると発表した。ツーカーSは京セラ製。
「説明書がいらないくらいカンタンなケータイ」をコンセプトとして開発されたツーカーSは、電話帳機能や発着信履歴機能なども排除し、大口径スピーカーを採用。通話に特化したためディスプレイもなくし、ボタンやスイッチを大きくした。また、待ち受けだけなら約1カ月間充電が不要な大容量バッテリーを搭載し、連続待受時間約840時間、連続通話時間約240分を実現したとしている。バッテリー装着時の重さは約87g。
ツーカーS |
電波の状態やバッテリー残量などは、待ち受け中に「通話」ボタンを押すとインジケータが点灯(電池:十分、電波:快適)/点滅(電池:充電が必要、電波:状態が悪い)/無灯(電池:電池切れ、電波:圏外)することで確認できる。
機能を音声通話に絞り操作性を高めたため、ツーカーSには使用法の説明書が付属しない。ツーカーグループでは、高機能化に伴い携帯電話を敬遠していた高齢者のニーズに対応する製品と位置づけている。価格はオープンだが、ツーカーでは5000円以下にしたいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス