キヤノンは10月15日、新潟キヤノテックの発行済み株式総数のすべてを05年1月1日付で取得し、完全子会社化することを決定。現在の新潟キヤノテック株主であるキヤノン販売、およびキヤノテックと株式売買契約を締結したと発表した。
現在、キヤノングループは、05年の完成を目標とする「グローバル優良企業グループ構想」フェーズIIを掲げており、すべての主力事業で世界ナンバーワンを目指し、開発・生産・流通・販売における構造改革を進めている。この改革の一環として、ネットワーク技術とイメージング技術のさらなる強化によって、差別化された魅力的な製品群を速やかに創出し続ける体制づくりに取り組んでいる。
これまで新潟キヤノテックは、プリンティングソリューションを中心に、キヤノングループ全体に優れたソフトウェアを提供し、キヤノン製品のネットワーク機能やイメージング機能の向上に貢献してきた。
今回、キヤノンでは、同社のソフト開発力強化策の一環として、新潟キヤノテックを完全子会社化し、キヤノンの研究開発部門と緊密な連携をとることで、技術レベルと開発効率のさらなる向上を目指す。
なお、新潟キヤノテックは完全子会社化後、「キヤノンイメージングシステムテクノロジーズ株式会社」に社名変更する。
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