日本IBMは10月13日、ストレージディスク製品の最上位モデルであるPOWER5プロセッサ搭載「IBM TotalStorage DS8000ディスク・システム・ファミリー(DS8000)」と、高性能コンパクトモデル「IBM TotalStorage DS6000ディスク・システム・ファミリー(DS6000)」の販売を同日開始すると発表した。税込み価格は、DS8000が1億701万6000円から、DS6000が1612万2750円から。いずれも出荷開始は12月3日。
DS8000は、POWER5プロセッサ搭載Unixサーバp5を制御装置に採用し、ストレージディスクの論理区画(LPAR)機能を備えている。処理能力が現行モデルのESS 800と比べ約6倍に向上したにもかかわらず、設置面積は20%小さくなったという。2ウェイ構成のDS8100モデル921と、4ウェイ構成のDS8300モデル921および同9A2を用意する。物理ストレージ容量は1.1T〜192Tバイト。8ウェイモデルの提供計画もある。
DS6000は、従来の最上位モデルESS 800と同等の性能を持ちながら、設置面積を約3分の1、エネルギー消費効率(容量あたりの消費電力)を約3分の1に抑えたモデル。ストレージ容量当たりの単価は、ESS 800の約3分の1という。3Uサイズの筐体に584G〜4.8TバイトのHDDを搭載できる。
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