「ITトレンド調査」ではCNET JapanとYahoo!リサーチ共同で、ITトレンドに関する様々な調査を行っている。第4回目は、Yahoo!リサーチ・モニターに登録するネットユーザーを対象に、日本のIT企業経営者70名の「知名度」および「好感度」を調査した。
【調査結果】
[知名度]ソフトバンク孫社長が64.7%でトップ
日本のIT企業経営者70名の中で最も知名度が高かったのは、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏(64.7%)だった。第2位は、ライブドア代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏(56.6%)、第3位はソニー代表取締役会長兼グループCEOの出井伸之氏(43.1%)だった。また、第4位にはキヤノン代表取締役社長の御手洗冨士夫氏(26.7%)、第5位には楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏(22.8%)がそれぞれランクインした。
回答者の性別毎に各氏の知名度を集計したところ、ほとんどの経営者の知名度が女性より男性の間で高いことが明らかになった。知名度トップの孫氏については男性の75.2%が同氏のことを知っていると回答している。また、第2位の堀江氏に限っては、知名度の傾向がほかの経営者たちと異なり、性別による開きが小さいことも明らかになった(男性58.8%、女性54.3%)。
各氏の知名度を回答者の年代別に分析してみたところ、面白い傾向が表れた。ソフトバンクの孫氏、ソニーの出井氏、キヤノンの御手洗氏、楽天の三木谷氏については、年代を追うごとに知名度が高くなる傾向がみられた(キヤノン御手洗氏の30代22.2%は除く)のに対し、ライブドアの堀江氏にはそのような傾向が見られなかった。堀江氏の場合は、10代〜40代の回答者の間では知名度が50%以上であるのに対し、50代以上の回答者の間では過半数を割り込む結果になっている。また、ソニー出井氏は、60代以上の世代から100%認知されていることも明らかになった。
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