ジャストシステム(浮川和宣社長)は、シニアがパソコンやソフトウェアを楽しく利用できる使い方を提案する、55歳からのパソコン活用ソフト「ジャストホーム3 銘品工房」を10月15日に発売する。価格は1万500円。
同社では、パソコンやソフトウェアについてのシニアの考え方や、使い方などについて全国のユーザーに調査を実施。その結果、シニアのパソコンへの関心は高いが、ビジネスソフトを中心とした利用に馴染めずに、パソコンから離れたり、購入に踏み切れないという声が少なくなかった。また、パソコンを購入したものの、何に使っていいかわからず、パソコンの楽しみ方を教えてほしいという要望も多かった。
このため、(1)一人でも多くの人がパソコンを使いこなせ、(2)作りたいもの・やりたいことが簡単にでき、(3)安心して使える――ソフトとして、シニアのネットユーザーの意見を参考に「ジャストホーム3 銘品工房」を開発した。
初心者パソコンユーザーに好評の「ジャストホーム3」をベースに、シニアのニーズに合った新しいコンテンツの追加や、A4版のフルカラーテキスト銘品工房「虎の巻」の同梱、サポートの充実など、より手軽にパソコンを楽しめる工夫を凝らした。
内容は、日本語ワードプロセッサ「一太郎Home」、表計算ソフト「三四郎Home」などを中心に、シニアが作りたいもの・やりたいことがすぐにできる目的指向のコンテンツを数多く用意。デジカメ写真の整理や加工、カレンダー作成、名刺作成、はがき作成などを盛り込んだ。
自分で撮影したデジカメ写真を簡単にパソコンに取り込む、それを利用して写真集やカレンダー、年賀状や名刺、旅行記を作成する。毎日の血圧を自動的にグラフ化してくれる血圧表や、歩数計のデータ管理といった健康管理など、すぐに使えて役立つ素材やテンプレートを豊富に取り揃えた。
同梱するフルカラーテキスト銘品工房「虎の巻」では、実際の画面を大きく掲載しわかりやすく解説。手順の流れに沿って操作していくだけで、目的の作業が完成するようになっている。文字も目が疲れない大きさにするなど配慮した。
90日間の無償サポートを用意し、セットアップの方法から使い方まで、期間中は何度でも問い合わせをすることができる。
同社は、シニアがより手軽にパソコンを楽しみ、豊かで充実した生活を送れるよう、今年6月にJust MyShop内に「ゆとりの時間を楽しむ おとなのパソコンライフ」をオープンした。今後も継続して、さまざまな活用方法やソフトウェアを提案していく。
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