米国時間1日午前、American AirlinesおよびUS Airwaysの2つの大手航空会社で、コンピュータ故障が原因と見られる問題が発生し、全米で運行を見合わせる事態となった。これの影響で生じた両社の離発着スケジュールの遅れは終日続くと見られている。
US Airways広報担当のAmy KudwaがAssociated Press(AP通信)に語ったところでは、同社のフライトオペレーション用データベースが、「内部の技術的な問題」により正常に機能しなくなったという。これと似たような問題がAmerican Airlinesのフライトプラン・システムでも発生しており、およそ150便が欠航となったと、同社広報担当のJohn Hotardは述べている。
両社ともElectronic Data Systems(EDS)が開発したコンピュータシステムを稼働しているが、EDSの広報担当者はシステムに何が起こったかを突き止めるべく「内部で徹底的な調査」を進めているところだと語った。
American Airlinesでは、問題発生後2時間ほどで旅客機の運航を再開。またUS Airwaysでも約3時間後には運行を再開している。
この問題により、US Airwaysではおよそ100便に遅れが発生した。American Airlinesではこの日1日で2400便のフライトを予定していたが、こちらにも遅れが出ると見られている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのBioSHADOWが誘う
心地良い室内空間のつくりかた
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス