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「ビン・ラディンの自殺写真」に要注意--ウイルス感染の新たな手口が登場

Munir Kotadia(ZDNet UK)2004年07月26日 10時06分
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 ウイルス対策ベンダーのSophosは米国時間23日、Osama bin Ladenの名前を使って「Hackarmy」というトロイの木馬を含んだファイルを開かせる、ウイルス感染の手口に関して警告を発した。

 複数のインターネットニュースグループに掲載されているこのメッセージには、CNN記者が撮影したbin Ladenの自殺写真が添付されているとある。しかし、写真だとされるものを開くとトロイの木馬がインストールされ、感染したマシンは事実上「ゾンビPC」となり、作者がコントロールできるようになってしまうという。ゾンビPCとは、ウイルスに感染して気付かぬうちに攻撃者の支配下に置かれているマシンを指す。ゾンビと化したコンピュータは、スパムの送信やDoS(サービス拒否)攻撃に利用されてしまう。

 Sophosのシニア技術コンサルタント、Graham Cluleyは、ハッカーやウイルス作者がさまざまな策略を講じて悪質なコードをダウンロードさせようとする、と話している。

 「今回は、ハッカーが社会の不健全な好奇心と対テロ戦争関連のニュースを求める欲求に焦点を絞ったようだ」(Cluley)

 テロは、ウイルス作者の間で最近人気のテーマだ。先々週見つかったAtakワームのある亜種は、米国がイラクを攻撃したら「uber worm」をリリースすると脅迫したとされるal-Qaida同調者とのつながりが指摘されていた。

 セキュリティ業界団体ISSA UKの会長、Richard Starnesは、今回のSophosの警告が、トロイの木馬が広まる前に「予防策を導入」するようコンピュータユーザーを啓蒙するのに役立つはずだと述べている。

 ウイルス作家らは電子メールユーザーの興味を引き、添付ファイルを開かせたり、リンクをクリックさせようと試みており、ユーザー側ではいくら危険を説かれても、そうしてしまうとStarnesは話す。

 「Anna Kournikova、Catherine Zeta-Jones、そしてI Love Youは、どれも共通のテーマを持っている。ユーザーに誘いかけ、すべきでないと分かっていることをさせてしまうのだ」(Starnes)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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