NECは7月15日、ストリーミング専用サーバExpress5800/InternetStreamingServerDSの販売を開始した。同社が同日明らかにしたもの。コンテンツの一斉配信に必要とされる配信開始/終了時刻設定など、スケジュール管理機能が強化されているという。
同製品は、ネットワークで動画、音楽などのストリーミングコンテンツを配信するためのアプライアンスサーバ。マイクロソフトのWindows Media 9シリーズ配信専用OSであるWindows Media 9 Appliance Serverを搭載したことで、クライアントライセンス(CAL)が無制限となり、安価に配信システムを構築できる。マルチキャストおよびユニキャストの配信サーバ機能、拡張ソフトウェアを追加できるプラグイン機能などを採用している。
配信スケジュール管理機能が強化されており、配信開始/終了の自動化が可能。「全国の支社/支店、関係会社への営業教育、イベントのライブ配信などに適したストリーミング一斉配信を実現するための、マルチキャストコンテンツ配信が容易になる。さらに、管理者の操作ミスや工数を削減できる」(同社)
プロセッサは、動作周波数3.06GHzのIntel Xeonが最大2個。メモリ容量は最大6Gバイト。標準構成で73.2GバイトのHDDを3台内蔵し、2時間の動画コンテンツ150本分を保存できる。HDDは7台まで内蔵可能。ギガビットイーサネットを2ポート、PCI-Xを3スロット標準装備しており、ストリーミング配信性能は950ストリーム(Windows Media 9、300kbps配信時)という。
希望小売価格は98万円から。7月20日に出荷を開始する。
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