アプリックスは6月11日、組み込み機器向けJavaプラットフォームJBlendの提供を始めたと発表した。米Sun MicrosystemsのHotSpotテクノロジーに対応しており、仮想マシン、試験ツール、サンプルJavaアプリケーションで構成される。
HotSpotテクノロジーは、Javaプログラムを高速化する技術の名称。Javaバイトコードをネィティブコードにコンパイルして実行する機能や、世代別ガベージコレクションを行う機能などを含んでいる。アプリックスはSunからHotSpotテクノロジーの正規ライセンスを取得し、自社開発の技術と組み合わせることで「JBlendの処理性能の向上を成功させた」(アプリックス)。
JBlendはモジュール化されたアーキテクチャを採用しているため、ポータビリティや信頼性に優れているという。旧バージョンのJBlendとの互換性も確保されているので、過去の開発資産や経験をHotSpotテクノロジー対応JBlendへ移行できる。
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