ユーディナデバイス、三菱電機、沖電気工業、日本オプネクスト、住友電気工業の5社は6月7日、2004年2月に締結された10Gbpsの小型光デバイスに関するマルチソースアグリーメント(XMD-MSA)に基づき共通仕様を公開した。20km以下の伝送に使用される直接変調DFB型/ファブリペロー型レーザーTOSA(送信用小型光デバイス)およびPIN-TIA ROSA(受信用小型光デバイス)の仕様を公開する。
XMD-MSAの目的について、5社は「大容量ネットワークおよびストレージシステムに適用可能な、世界最小の10Gbps XFPモジュールに対応したTOSA/ROSAデバイス互換製品の供給を確立すること」と説明する。特に同MSAは、10ギガビットイーサネット、10ギガビットファイバチャネルおよびSONET OC-192といった10Gbpsインターフェース規格に準拠した光デバイスが対象。
仕様のTOSA/ROSAは、置き換えを可能とするため光コネクタインターフェース構造、フレキシブル基板によるXFPの回路基板への接続方式/パターンおよびパターン機能、光/電気特性が規定されている。
今後、5社は引き続き20km以上で使用される光デバイスの仕様を検討していく。
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