オレガディール(三好 修社長)は、中国のセキュリティベンダー北京飛天誠信科技有限公司(飛天)と業務提携し、飛天の個人認証USBトークン製品をベースにしたセキュリティ製品「Alternax Securekey」シリーズを5月27日に発売した。
「Alternax Securekey」は、PKI(Public Key Infrastructure:公開鍵基盤)技術を利用して、より安全に情報システムを運用するためのUSBデバイス。同製品を活用することで、
─―などを実現できる。
また、同製品には、一般的なスマートカード(ICカード)と同様に、データを安全に保管するためのマイクロチップを組み込んでおり、格納された電子証明書を利用することで、ユーザーは、より安全な情報システムへのログインやファイルの暗号化、電子署名の捺印が可能となる。
さらに、同社のBtoBコラボレーションソフト「Alternax」と連動し、ハードウェア認証によるセキュアログインや「電子署名機能」を利用することで、eコマースにおける承認プロセス管理を大幅に強化できる。別途カードリーダーが必要なスマートカードとは異なり、USBポートにデバイスを挿すだけで「Plug&Play機能」を利用してインストールできるため、企業でのTCOの大幅削減にもつながる。
携帯性に優れたコンパクト設計によって容易に持ち運びできるほか、同様の機能をもつ従来製品と比較して約2分の1という低コストを実現している。
価格は、「Alternax Securekey 1000」の内蔵メモリ8KBが3150円、同32KBが4200円。「Alternax Securekey 2000」(ISO 7816スマートカード互換、内蔵メモリ32KB)が6300円。
同社は今後、「Alternax Securekey」の販売だけでなく、企業のセキュリティコンサルティングや、「Alternax」および関連するPKIソリューションの導入についても積極的に推進し、3年後に20社への導入、5億円の売り上げを目指す。
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