米Analog Devices(ADI)は、データ/音声/ビデオ通信を統合するためのプラットフォームBlackfin Fusivを発表した。同社の国内法人であるアナログ・デバイセズが5月25日に発表したもの。また、ADIはVoIP用プロセッサFusiv-Vxファミリの新モデルであるFusiv-Vx 150および同200も同時に発表した。
Blackfin Fusivを使用すると、VoIPサービス、音声、ビデオ、データ通信を処理する顧客宅内機器(CPE)を開発する際の期間とコストと削減できるという。「Blackfinアーキテクチャは、マルチフォーマットビデオデコーディングやマルチチャンネル音声処理など、高性能で拡張性/柔軟性に富み、コスト効率の高いメディア処理を提供できる」(ADI)。詳細情報はウェブサイトに掲載されている。
Fusiv-Vx 150/200は、ネットワーク/音声処理機能や各種ソフトウェアソリューションを集積したプロセッサ。有線/無線接続、ルータ、サービス品質(QoS)、ファイアウォール、IPsecといった機能を持つ機器の開発が可能となる(関連サイト)。
Fusiv-Vx 200は量産中で、同150は2004年第4四半期にサンプル出荷を開始する予定。1万個ロット時の単価は、Fusiv-Vx 200が40ドル、同150が20ドル。
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