日本ユニシス(島田精一社長)は、グループの地域ソフトウェア会社6社を、10月1日付で日本ユニシス・ソフトウェア(藤田康範社長)に統合することを決めた。いずれも日本ユニシスの100%出資子会社であり、今回の統合は同社が、グループの総合力強化を目指して03年度から進めている「機能別グループ再編」の一環。
地域ソフトウェア会社6社は、地域密着型のシステムサービス会社として1986年から順次設立され、各社の専門性・地域性などを生かしたシステム構築事業を推進してきた。統合することによって、グループ内のシステムサービス機能を集中させ、要員配置を含めたプロジェクト管理や人材育成のマネジメントを効率化し、サービス品質の向上と要員の技術力向上を目指す。
日本ユニシス・ソフトウェアは、6社の約750人の人員を統合することで、10月には約3400人とグループ最大規模のシステムサービス専門企業になる。全体としてサービス生産性や開発品質の向上を目指すほか、今後は、一地域のみで提供されていた優良なビジネスモデル、システム、ノウハウなどを他地域へ適用するなど、全国規模のスケールメリットを生かして、各地域ユーザーへのサービスも強化していく。
統合される地域ソフトウェア会社は次の6社。
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