JPCと住友商事など4社、ケーブルテレビ向けVODコンテンツ供給会社を共同設立

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 CSデジタル放送、CATV局へのチャンネル供給会社であるジュピター・プログラミング(JPC、竹岡哲朗社長)と住友商事(岡素之社長)など4社が共同で、日本初のケーブルテレビによるビデオ・オン・デマンド(VOD)向けのコンテンツ供給会社「ジュピターVOD」を5月13日付で設立した。

 設立に加わったのは、上記2社のほか、日本最大のCATV局統括運営会社(MSO)のジュピターテレコム(J-COM Broadband、森泉知行社長)、リバティメディア・インターナショナル(本社・米国コロラド州)の計4社。

 新会社は、ケーブルテレビ局が行うVODサービス向けにコンテンツの供給を行う。04年7月から予定されているJ-COM Broadband東京でのVOD商用トライアルを実施する一方で、デジタルサービスを予定している他のCATV局と最適なビジネスモデル・事業性の検証を行ったうえで、04年末の本サービス開始を目指す。

 見たい時に、見たいコンテンツを視聴者の好みに応じた提供するVODサービスは、ケーブルテレビ事業で先行する米国では、有力なデジタルサービスとして利用者が急拡大している。日本でも昨年12月の地上デジタル放送開始によって、CATVのデジタルサービス加入者が急増しており、これをさらに加速させるものとしてVODサービスは最有力視されてきた。

 こうした環境のなか、共同設立に加わった4社は、日本のケーブルテレビ業界のデジタルサービス市場の早期立ち上げと普及を図るために、新会社を設立することにした。ライツホルダーとのグローバルなネットワークをもつJPCと国内最大のCATV局運営会社であるJ-COM Broadbandが協力することで、国内外の映画、ドラマ、スポーツ、アニメ、ドキュメンタリー番組など、様々なジャンルのコンテンツラインアップをCATV視聴者に供給していく。

 新会社の主な事業範囲は、

  1. 編成戦略立案
  2. コンテンツ調達
  3. メタデータ(番組情報)作成
  4. エンコーディング
  5. コンテンツ伝送

――など。このほか、CATV局におけるVODサービス導入を容易にするフルサービスの提供も予定している。

ジュピター・プログラミング
ジュピターテレコム
住友商事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加