パーソナルメディア(泉名達也社長)は、BTRON3仕様OS「超漢字4」をプリインストールしたノートパソコン「超漢字ノートY2C」を3月22日に発売した。価格は27万3000円(税込)で、通信販売とする。
新製品は、14.1インチの大型液晶を採用し、SXGA(1280×1024ドット)表示が可能で、DVD-ROM&CD-R/RWドライブを内蔵しながら、1.5kgを切る軽量設計のノートPC。日本、中国、韓国、台湾などで使われる漢字やハングル、諸外国の各種文字や記号など、合計17万字以上を搭載した「超漢字4」をプリインストールしている。
「超漢字4」には、BTRON3仕様OS「B-right/V R4」のほか、ワープロ、表計算、ブラウザ、メーラーなどのアプリケーションソフト、さらには坂村健東京大学教授の研究室で開発し、無償提供されている日本語でプログラム開発ができる「プログラミング言語T」も付属。さらに、難しい漢字でも文字の要素などからすばやく検索できる「文字検索」機能や、新字体と旧字体や異形字を同一視して文書中から検索する「実身仮身検索」といった便利なツールも標準装備している。
なお、別区画に「WindowsXP Professional」を装備したデュアルブート仕様となっているため、電源投入時にいずれかのOSを選択して利用することも可能。
オプションソフトウェアとしては、「超漢字広辞苑」や「超漢字岩波新漢語辞典」、「超漢字康煕字典」などの辞書系ソフト、超漢字上で構築したデータをインターネット経由で発信するための「超漢字ウェブコンバータ」、「超漢字ウェブサーバ」といったインターネット関係のソフト、「トンパ文字」を超漢字で利用する「超漢字トンパ書体」といったフォント系データウェアなど、多彩なラインアップを揃えている。
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